アクティブ福祉in町田20での研究発表と受賞につきまして
お世話になります。ダヴィンチ治療院、院長の神田です。
先日行われました、第14回 町田市医療・介護・福祉研究大会《アクティブ福祉in町田'20》にて、当院も研究発表をさせて頂きました。
そして、当院の発表は、その中で『審査員賞』を頂くことができました。
当院の取り組みと努力が評価されたこと、非常に喜ばしく思います。
さて、今年はコロナ感染防止のため、会場での発表ではなく、事前提出した動画により審査がなされました。
そのために、10年ぶりにパワーポイントを使って発表資料を作成しましたが、
久々過ぎて作成の仕方を忘れてしまい、ウェブでのパソコン教室でパワーポイントの使い方から習いました。
そんな中でこのような結果が残せたこと、本当に感謝いたします。
研究発表につきましては、「ウィズコロナでの訪問マッサージの在り方:週1回の施設訪問で、より良い成果を目指して」という題名でした。
当院では、感染対策において、消毒や手洗い、マスクやフェイスシールドの着用などを行っていますが、
その他の対策として、『接触機会を少なくすることで感染リスクを減らす』という観点から、
施設患者様への訪問を週1回までに制限して、その中でどれだけ成果が出せるか、という試みを行いました。
今年の3月から6月までの4か月間の施設閉鎖があり、そのために患者様のADLや身体状態が低下してしまうケースが多い中、
7月から訪問を再開して、9月末までの3か月間である程度の改善が図れた、という内容になっております。
単にADL評価(FIM数値)では図りきれないこともあり、実際には色々な問題と課題もありましたが、
全体としては、データ上で数値の上昇(改善性)が認められたわけであり、これは訪問スタッフの日々の努力、マッサージ師の力量であると思います。
当然、週1回では状態の維持が難しい方も大勢いらっしゃいますが、
訪問マッサージという医療サービスの価値や必要性を示す上で、週1回でも結果を残す努力を続けることが大切です。
来年以降、新型コロナウィルスに対するワクチン等が開発され、感染リスクが大幅に減少するまでは、
何とか今の状況下で工夫して対応する他なく、訪問の質を上げることで訪問回数の少なさをカバーすることが望まれます。
当院では、今後も一層の努力を重ねながら、与えられた環境の中で、精一杯に頑張る他ないと考えております。
引き続き、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
当院の発表については、こちらから動画でご覧になれます。
できる限り、視聴者に分かりやすく説明することを念頭に置きました。ぜひ、ご覧ください。