関節拘縮の予防と可動域維持
お世話になっております。練馬区の訪問マッサージ「練馬の手」
訪問スタッフ(あん摩マッサージ指圧師)の岩井将人と申します。
今回は「関節拘縮の予防と可動域維持」をテーマに、日常生活で意識したいポイントと訪問マッサージの役割についてご紹介いたします。
■関節拘縮とは何か
関節拘縮とは、関節の動き(関節可動域:Range of Motion)が制限されてしまう状態を指します。
原因としては、長期間の臥床、活動量の低下、筋緊張の亢進、疼痛による不動などが挙げられます。
特に高齢者では、骨格筋の柔軟性低下や関節周囲組織(関節包・靱帯・筋膜)の短縮が進行しやすく、
いわゆる「動かさないこと」がそのまま機能低下につながるケースが多く見られます。
■関節拘縮を予防するために重要なポイント
①日常的な関節運動
関節は「動かすことで維持される」組織です。
大きな運動でなくても、日常生活の中で肩や股関節、膝関節を意識的に動かすことが重要です。
例えば、
・朝起きた際の軽い上肢挙上運動
・椅子座位での膝伸展運動
・足関節の背屈・底屈運動
など、無理のない範囲での反復が有効です。
②ポジショニングの工夫
長時間同一姿勢でいると、特定の筋群が短縮し、関節拘縮の原因となります。
背臥位や横臥位において、クッションやタオルを使用し、関節が中間位に近い状態で保持されるよう調整することが重要です。
③筋緊張のコントロール
脳血管疾患後などでは、痙縮や共同運動により関節運動が制限されやすくなります。
この場合、単なる運動だけでなく、筋緊張を調整するアプローチ(軽擦・揉捏法など)が有効となります。
■訪問マッサージの役割
訪問マッサージでは、関節可動域訓練(ROM訓練)や軟部組織へのアプローチを通じて、拘縮予防と機能維持を図ります。
当院「練馬の手」では、
・横臥位での軽擦・揉捏法による筋緊張緩和
・肩甲帯と骨盤帯のPNFによる協調性の向上
・背部リコイルによる体幹の伸展誘導
・背臥位でのCKCエクササイズ(キッキング)による下肢機能の活性化
などを組み合わせ、患者様一人ひとりの状態に応じた施術を行っております。
また、施術だけでなく、ご自宅で継続できるセルフケアの指導も重視しています。
例えば、簡単な関節運動やポジショニングの工夫をお伝えすることで、日常生活の中での機能維持をサポートいたします。
■地域で支える「動ける身体」
関節拘縮の予防は、単に身体機能の問題にとどまらず、「生活の質(QOL)」そのものに直結します。
関節が動くことで、起き上がり・立ち上がり・歩行といった基本動作が維持され、結果として外出や社会参加の機会も広がります。
訪問マッサージは、ご自宅にいながら専門的なケアを受けられるサービスです。
通院が難しい方でも、継続的に身体機能の維持・改善を図ることが可能です。
■まとめ
関節拘縮は「気づいたときには動かない」という状態に進行しやすい一方で、日常的なケアによって予防できる側面も多くあります。
「最近動きが悪くなってきた」「外出が減ってきた」と感じた際は、早めの対応が機能維持の鍵となります。
私たち「練馬の手」は、地域に根ざした訪問マッサージとして、皆様の「動ける身体づくり」をサポートしてまいります。お気軽にご相談ください。
訪問エリア:東京都練馬区、埼玉県(和光市、朝霞市、新座市、志木市) ほか
訪問マッサージ「練馬の手」
訪問スタッフ(あん摩マッサージ指圧師) 岩井 将人
