バランスを支える感覚の仕組みと訪問マッサージ-院内ブログ

バランスを支える感覚の仕組みと訪問マッサージ


立っているだけでも身体は働いている―姿勢・バランスを支える感覚の仕組み

お世話になっております。

練馬区の訪問マッサージ『練馬の手』の訪問施術スタッフ、岩井将人です。

「立っているだけなら、身体はあまり使っていないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私たちの身体は立っている間も、わずかな揺れを感じ取り、倒れないように姿勢を調整しています。

今回は、立位を支える感覚の仕組みについてお話しします。

立っている身体は、少しずつ揺れています

まっすぐ立っているつもりでも、身体は完全には静止していません。

重心はわずかに前後左右へ動いています。その動きに合わせて、足首や股関節、体幹などの筋肉が働き、姿勢を保っています。

たとえば、身体が少し前へ傾くと、倒れないように筋肉の働き方が変わります。

こうした調整は、普段は強く意識しなくても行われています。

「立っているだけ」も、感覚と筋肉が協力する身体活動なのです。

バランスを支える3つの感覚

姿勢を保つとき、身体は主に3種類の感覚を利用します。

一つ目は視覚です。目から周囲の景色や床との位置関係を知り、自分の身体がどちらへ動いているかを判断します。

暗い場所で足元が見えにくいと、普段より慎重に歩きたくなるのは、視覚から得られる情報が少なくなるためです。

二つ目は、足裏や関節、筋肉からの感覚です。

足裏が床のどこに触れているか、足首や膝がどの位置にあるかといった情報が、姿勢の調整に役立ちます。

自分の身体の位置や動きを感じる働きは「固有感覚」とも呼ばれます。

三つ目は、耳の奥にある前庭からの感覚です。頭の動きや傾きに関する情報を受け取り、身体の向きを把握する助けになります。

脳はこれらの情報を合わせ、状況に応じて筋肉へ働きかけます。

つまり、バランスは筋力だけで決まるものではありません。

感覚を受け取り、その情報を使って身体を動かす一連の働きによって保たれています。

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場所が変わると、立ちやすさも変わります

明るく平らな床では安定して立てても、暗い廊下や柔らかい敷物の上では不安を感じることがあります。

暗い場所では視覚情報が減り、柔らかい床では足裏から得られる情報が普段と変わります。

身体はその分、ほかの感覚も利用しながら姿勢を調整します。

ふらつきを感じたときに「足の筋力が落ちたから」と一つの原因だけで考えず、

視力、足の感覚、めまい、体調、薬の影響、床の状態などにも目を向けることが大切です。

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日常生活では安全を優先して

立つ練習をするときは、まず安定した床で、手すりや丈夫な机などにつかまれる環境を整えましょう。

椅子からゆっくり立ち上がる、立った姿勢で足裏が床に触れる感覚を確かめるなど、無理のない動きから始められます。

息を止めず、疲れやふらつきが出たら休んでください。

転倒が心配な方に、目を閉じた立位や片脚立ちを無理に行っていただく必要はありません。

安全に続けられる方法は、その方の身体の状態に合わせて選ぶことが大切です。

立ち上がりなどもバランスを保つための運動として紹介されています。

立っているときの身体は、目、足裏、関節、耳からの情報を受け取りながら、絶えず小さな調整を続けています。

日々の立ち上がりや歩行を安心して行うためにも、「どのような場所や場面でふらつくか」を知ることが第一歩です。

急にふらつきが強くなった場合や、めまいなどを伴う場合は、運動を続けず医療機関へご相談ください。

練馬の手でも、お身体の状態や生活環境を踏まえ、無理のない施術と身体づくりを考えてまいります。

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訪問エリア
東京都:練馬区
埼玉県:和光市・朝霞市・新座市・志木市

訪問マッサージ『練馬の手』
訪問スタッフ あん摩マッサージ指圧師 岩井 将人