アフターコロナでの訪問マッサージの役割-お知らせ

アフターコロナでの訪問マッサージの役割


お世話になっております。

訪問マッサージ『ダヴィンチ治療院』代表の神田です。

先月末に東京都でもようやく緊急事態宣言が解除されましたが、6月に入ってまた感染者が増え始めており、まだ予断を許さない状況となっています。

こうした事態においても、経済活動を止める訳にはいかず、感染リスクと隣り合いながら生活することとなっています。

東京都の人の密集率、経済規模から考えて、完全にコロナの脅威を取り除くことは困難だと言わざるを得ないと思います。

そんな中、私達にできることは、『真の必要性を追求すること』だと考えます。

具体的に言えば、感染リスクと私達の行動とを天秤にかけて、行動の必要性の方が上回れば、それは妥当、ということです。

必要最小限の自粛を行いながらも、必要な行動は立ち止まらずにしていく、という選択をしていかねばなりません。

今回のコロナウィルス感染対策において、国ではとてつもない大きな借金を背負うことになりました。

これをしっかりと確実に返していくためには、皆が前向きになって、責任を持った生き方をする他ありません。

これは、我々、医療従事者においては、「医療サービスの精査と向上を図ること」だと思います。

当院の訪問マッサージでは、この点を踏まえて、医療サービスとしての責務を十分に果たせるように努めていきます。

まず、当然ながら、衛生管理として、①手洗いの慣行、②消毒液の使用(手用)、③ペーパータオルの使用(布タオルは用いない)、④消毒綿の使用(パルスオキシメーターなど医療機器の消毒用)、⑤使い捨てマスクの着用(通年で布マスクは用いない)、⑥使い捨てゴム手袋(ニトリルグローブ)の使用があり、

他にも⑦必要のない人との接触を避ける、⑧自身の体調管理を徹底する、⑨過度な対外活動を控える、などを生活において意識するべきと考えます。

加えて非常に重要なこととして、『訪問マッサージにおけるサービス内容の充実』が挙げられます。

1人の担当セラピストが、

❶リハビリとマッサージの両方を行い、❷生活指導やアドバイスを的確に行い、❸患者様にとって有用なサービス(包括的な治療)を提供すること、

それにより、訪問の必要性を生み出し、訪問マッサージの価値と意義を向上させる、これこそが、当院に求められていることであろうと思います。

今までは、我々においても、

訪問マッサージはあんまマッサージ指圧師の仕事、訪問リハビリは理学療法士や作業療法士の仕事、と区別していた部分がありますが、

少ない接触、少ない機会(頻度)で高い価値を提供することが、世の中全体として求められているのですから、

リハビリやマッサージといった区別、あんまマッサージ指圧師や理学療法士といった垣根を取り払い、担当となったセラピストが可能な限り全力で当たることが重要だと思います。

現状、当院がその期待に応えられる域(レベル)に十分達しているとは言い難いですが、目指すべき目標、訪問の形はここにあると考えられます。

私は、理学療法士とあんまマッサージ指圧師の両資格者であり、訪問リハビリ、訪問マッサージ双方の経験者ですので、これを推し進める責務があります。

当院のウェブサイト(今ホームページ)にも、訪問リハビリマッサージと明記していますから、一度公言した以上、しっかりとその務めを果たせるよう頑張って参ります。

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患者様と手をつなぎ合わせ、手当としてリハビリ、マッサージを行って参ります。今後も応援、よろしくお願い致します。

町田市の訪問マッサージ ダヴィンチ治療院

院長 理学療法士・あんまマッサージ指圧師 神田 裕幸