今後の訪問マッサージにつきまして(ご案内)
拝啓 平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
こうした状況の中ですが、おかげさまで、当院も町田市にて開設して9年目に入りました。心より感謝を申し上げます。
さて、当院では感染防止対策として4月8日から4月21日までの2週間、全ての訪問を中止し、全スタッフの健康状態を確認した上で、4月22日から訪問を再開しております。
ご存じの通り、訪問マッサージは、医療保険を用いた在宅サービスであり、国家資格者のみが実施可能なサービスと規定されております。
新型コロナウィルス感染防止に際しては、医療サービスとしての責任と自覚を持って対応しております。
当院の新型コロナウィルス感染対策としまして、衛生管理面におきましては、
①使い捨てマスクの着用(通年)、②手洗い、③ペーパータオルの使用、
④消毒液の使用(手指)、⑤消毒綿の使用(医療機器の消毒)、⑥ニトリルグローブ
(ゴム手袋)の使用(必要と判断される場合) を引き続き、行って参ります。
加えて、当院ではアフターコロナとして重要となるのが、訪問の在り方、施術内容の精査であると考えています。
具体的には、①訪問時間を40分とし、内容充実を図る、②施術前のバイタル計測(血圧・脈拍・酸素飽和度・体温等)や記録ノートの記載(独居・施設の方)を行う、③訪問件数を1日5~6件に制限する、④医療マッサージに加えて、リハビリ(機能訓練)の強化を図り、包括的なサービスを提供する、などが挙げられます。
元々、当院で行っていた内容となりますが、より一層、今後は訪問マッサージとしての質や付加価値が強く求められるものと感じております。
結局のところ、細心の注意を払い、いかなる対策を講じても、感染リスク自体を0%にすることはできません。
感染への不安と訪問マッサージの意義、どちらを優先にするかの判断になります。
当院と致しましては、在宅医療サービスとして努力し続ける、最良の施術を目指すことで、患者様やご家族の期待に応える他ないと考えております。
訪問における衛生管理を図りながら、院内でのスタッフミーティングやカンファレンス、定期的なリハビリ勉強会を行い、日本屈指の訪問マッサージとなるべく取り組んで参ります。
この町田において、地域医療に携わり、社会貢献が担えるよう精一杯努めさせて頂きます。
どうか、今後も変わらぬご愛顧を賜りますよう、何とぞお願い申し上げます。
敬具
2020年6月17日
ダヴィンチ治療院
代表・理学療法士 神田 裕幸
この看板を掲げて、8年前に訪問マッサージを立ち上げました。
木彫りの看板は無いですが、硬い鉄の意志を持ち、今後も町田市の訪問マッサージとして全力を尽くします。