当院の新たなる挑戦について(訪問マッサージ師の募集)-お知らせ

当院の新たなる挑戦について(訪問マッサージ師の募集)


お世話になります。

訪問マッサージ『ダヴィンチの手』、院長を務めます神田です。

いよいよ、2024年も最後となりました。

今年は、療養費の改定があり、

訪問マッサージ業界にとって、大きな変革の年になったと思います。

101日の改定では、同一日、同一建物内での訪問要件が疑義解釈で明記され、

多くの治療院・事業所が戸惑ったのではないかと予想します。

今までの事業、運営方法が、根底から覆される内容だったと思います。

以前の当院でのブログ、動画でも細かくお話ししましたが、

施設での複数人の訪問において、算定できる往療料(交通費)が一人分(施術管理者)のみ

というのは、厚労省のあまりに身勝手で実情を無視した解釈、判断だと言わざるを得ません。

訪問マッサージにより、医療や地域貢献を掲げ、

一生懸命に働いているマッサージ師に対し、

失礼極まりない内容だと、私は考えています。

細かなことで、制約を設け、医療サービスを萎縮させ、縮小化させることに、何の意味があるのでしょうか?

厚労省が行うべきことは、訪問マッサージの療養費を無理に削減することではなく、

国民のためになるよう、サービスの質を担保すること

そのための案や策を講じる、保険者やマッサージ師と協議すること、ではないでしょうか?

毎回思うのですが、療養費の改定において、サービスの質、医療の中身についての話し合いが全くなされていません。

ただ、療養費の削減に対するせめぎ合いを、保険者および施術者側代表としているのみです。

国民から徴収した保険料を用いるのですから、保険を使うだけの価値、サービスの質の担保が一番重要です。

それが話し合いで抜け落ちている時点で、こうした話し合いは無駄であり、意味をなさないと考えます。

しかしながら、

我々ダヴィンチも、医療保険サービスを行っており、厚労省や保険者の取り決めには従わなくてはなりません。

ですから、

現状の法の下で、

可能な限り、マッサージ師にとって、患者様にとって有用な形、働き方を提案するしかありません。

101日の改定以降、

私は一人の経営者として、考えに考え、どうしたら皆が幸せになるのか?

誰も損をせず、全てが上手くいくのか?をずっと考えてきました。

そして、一つの結論を出しました。

それが、来年行う予定である、訪問マッサージの新しい働き方、

「機能訓練マッサージ制度」です。

施設への訪問に際して、当院から専属のスタッフを派遣し、終日、同一施設内にて訪問施術を行うといったものです。

そして、リハビリ+マッサージの提供を行い、あらゆるニーズに対応しうるマッサージ師を養成する、

施設内にて、一人のマッサージ師で全てを自己完結できるサービス体系を作る、

これが最新の訪問マッサージの在り方、未来の形であると考えました。

実際に、それを踏まえた臨床での検証も2か月半行い、実績も出すことができました。

今年のアクティブ福祉in町田では、それをテーマとして発表しました。

ダヴィンチの手では、来年からは、

在宅部門(40分の個人宅への訪問)、施設部門(30分の高齢者施設への訪問)と2つに大別し、

それぞれの特性を考慮しながら、同じ訪問マッサージサービスの中で、進化していく、

より高い結果を残し、医療サービスとしての価値を示す、ということにチャレンジしていきます。

そのために、まずはそうしたことに挑戦したいと思うマッサージ師を多く募集すること、

一人でも多くの仲間を集め、皆でこの課題に挑むこと、

仲間のマッサージ師の総意を持って、このサービス体系を完成させる、

訪問マッサージの社会的地位を築き上げること、これが目標となります。

働いて下さるマッサージ師の先生方の収入においても最大限配慮し、

先生方の家族を含め、みんなが幸せになるよう、全力で臨みます。

そのために、多くの仲間の協力が必要です。

ですから、ぜひ、このダヴィンチに力を貸してください。

そして、マッサージ師の先生方は、当院にお出で下さい。

ここには、訪問マッサージの未来、マッサージ師の希望があります。

来年からが本当の勝負です。

引き続き、当院へのご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

町田市、多摩エリアの訪問マッサージ

ダヴィンチの手 代表 神田裕幸

今年最後のミーティングにて、スタッフ全員に来年について語りました。

その様子を動画にまとめてあります。ぜひ、ご覧ください。