筋肉の働きと訪問マッサージ
筋肉の働きと訪問マッサージ
~生理学から考える訪問マッサージの魅力とやりがい~
お世話になっております。
町田市の訪問マッサージ「ダヴィンチの手」
練馬区の訪問マッサージ「練馬の手」
にて訪問スタッフ(あん摩マッサージ指圧師)をしております岩井将人と申します。
今回は、当院の求人ブログとして「筋肉の働きと訪問マッサージ」についてお話ししたいと思います。
訪問マッサージの仕事に興味を持たれている先生方の中には、
「訪問マッサージはどのような仕事なのだろう」
「施設や在宅でどのような施術を行うのだろう」
「筋肉や身体の知識はどのように活かされるのだろう」
と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
訪問マッサージは単に筋肉をほぐす仕事ではありません。
解剖学や生理学の知識を活かしながら、利用者様の生活そのものを支える医療サービスです。
今回は筋肉の働きを生理学的な視点から解説しながら、訪問マッサージの魅力についてご紹介いたします。
人はなぜ身体を動かせるのか
私たちが当たり前のように行っている、
・立つ ・歩く ・座る ・食事をする ・寝返りをする
といった動作は、筋肉だけで行われているわけではありません。
脳から神経を通じて命令が送られ、その命令を受けた筋肉が収縮することで身体は動いています。
例えば椅子から立ち上がる動作では、
・大腿四頭筋 ・大殿筋 ・脊柱起立筋 ・下腿三頭筋
など多くの筋肉が同時に働いています。
さらに前庭感覚や視覚、深部感覚などの感覚情報も統合されることで、私たちは転倒せずに立ち上がることができます。
訪問マッサージの現場では、この「身体を動かす仕組み」を理解することが非常に重要になります。
なぜなら利用者様の多くは加齢や疾患によって、この仕組みのどこかに問題を抱えているからです。
加齢によって起こる筋肉の変化
一般的に筋肉量は40歳頃から徐々に減少し始めるといわれています。
特に下肢筋群は加齢の影響を受けやすく、
・歩行速度の低下 ・立ち上がり能力の低下 ・転倒リスクの増加
などにつながります。
この加齢による筋力低下は「サルコペニア」と呼ばれています。
サルコペニアが進行すると活動量が減少し、さらに筋力が低下するという悪循環が生じます。
実際に訪問先では、
「以前は歩けていたのに最近は車椅子中心になった」
「入院後から急激に歩けなくなった」
という方も少なくありません。
その背景には筋肉量の低下だけでなく、神経機能や循環機能の低下も関係しています。
筋肉は第二の心臓
生理学では、ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれることがあります。
心臓から送り出された血液は全身を巡った後、再び心臓へ戻らなければなりません。
しかし下肢の血液は重力の影響を受けるため、そのままでは心臓へ戻りにくくなります。
そこで重要になるのが筋ポンプ作用です。
歩行や足関節運動によってふくらはぎの筋肉が収縮すると、静脈が圧迫され血液が心臓方向へ押し上げられます。
一方で長時間の臥床や活動量低下が続くと、
・浮腫 ・冷感 ・循環不良
などが起こりやすくなります。
訪問マッサージで下肢への施術や関節運動を行うと、
「足が軽くなった」 「むくみが減った」
というお声をいただくことがあります。
これは筋肉や循環系へのアプローチによる効果が関係していると考えられます。
訪問マッサージで求められる視点
訪問マッサージでは利用者様ごとに状態が大きく異なります。
脳血管障害後の麻痺がある方
パーキンソン病の方
認知症をお持ちの方
整形外科疾患を抱える方
廃用症候群の方
など様々です。
そのため、
「どこの筋肉が緊張しているのか」
「なぜ可動域が低下しているのか」
「どのような姿勢が身体への負担を減らすのか」
を考えながら施術を行います。
同じ肩の拘縮でも原因は利用者様によって異なります。
解剖学や生理学の知識を活用しながら評価し、施術を組み立てていくことが重要になります。
訪問マッサージのやりがい
訪問マッサージの大きな魅力は、利用者様の日常生活に直接関われることです。
病院では限られた時間しか関わることができませんが、訪問では長期的な経過を追うことができます。
例えば、
・歩行が安定してきた ・立ち上がりがしやすくなった ・表情が明るくなった ・外出できるようになった
など、小さな変化を一緒に喜ぶことができます。
また、ご家族や介護スタッフとも連携しながら支援できることも訪問分野の魅力です。
身体だけではなく生活全体を支えていく視点が求められます。
ダヴィンチの手で学べること
ダヴィンチの手では施術技術だけではなく、
・解剖学 ・生理学 ・運動学 ・ポジショニング ・介助技術 ・コミュニケーション
など幅広い知識と技術を学ぶことができます。
実際の現場では、
「なぜこの筋肉が硬くなるのか」
「なぜこの姿勢になるのか」
「どのようなアプローチが最適なのか」
を考える機会が数多くあります。
そのため臨床経験を積むほど知識と技術が結びつき、施術の幅が広がっていきます。
また訪問マッサージは利用者様一人ひとりとじっくり向き合うことができるため、
人との関わりを大切にしたい先生にも適した仕事です。
訪問マッサージは人の生活を支える仕事
筋肉は身体を動かすためだけでなく、
・姿勢保持 ・血液循環 ・呼吸補助 ・転倒予防
など様々な役割を担っています。
そして訪問マッサージは、その筋肉や関節にアプローチすることで利用者様の生活を支える仕事です。
利用者様が住み慣れたご自宅や施設で安心して生活を続けられるよう支援すること。
それが私たち訪問マッサージ師の大切な役割です。
身体機能の改善だけではなく、
「また歩けるようになりたい」
「自分でトイレに行きたい」
「家族と一緒に過ごしたい」
という利用者様の想いに寄り添いながら支援できることは、訪問マッサージならではの大きなやりがいだと思います。
求人募集について
ダヴィンチの手、練馬の手では、一緒に利用者様の生活を支えてくださる先生を募集しております。
訪問未経験の方でも、解剖学や生理学の知識を活かしながら学べる環境を整えております。
利用者様一人ひとりに寄り添いながら成長していきたい方、
訪問マッサージに興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
皆様と一緒に働ける日を楽しみにしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
町田市訪問マッサージ ダヴィンチの手
練馬区の訪問マッサージ 練馬の手
訪問スタッフ
あん摩マッサージ指圧師 岩井 将人
