訪問移動中の救急対応について-院内ブログ

訪問移動中の救急対応について


ダヴィンチ治療院、院長の神田です。

昨日は、久々に暑さが戻り、半袖でも十分でしたね。

そんな暑さの中、車で移動中に道路で倒れている高齢の男性を発見しました。

非常に多量の汗をかいており、意識ははっきりあるものの、しっかりと立つことができず、近くの階段まで抱えて移動しました。

「すぐ近く(20m)に自宅があり、妻がいるから携帯で呼ぶ、大丈夫だから。」と言っていましたが、並みの汗ではなく、呼吸もかなり苦しそうでした。

脱水や熱中症などを起こして道路脇でもたれる、倒れている方を発見するのは今年に入ってからは2人目。昨年は3名と遭遇し、その中のお一人は妊婦さんでした。

皆、一応に大丈夫だと言いますが、こういう時には念のため、救急車で病院に行って適切な措置を講じてもらうのが一番だと思います。

後で後悔するよりも、何もなくてよかった、と思う方がよっぽどいいと思います。

仕事中(訪問中)であれば、夏場は保冷バッグに保冷材やドリンクなどを入れているため、何かあれば役に立つと思います。

昨日は、私的な用事での移動だったので、血圧計などの医療器具や消毒液、保冷材などは持ち歩いていませんでしたが、

いつもであれば、ある程度の対応(救急車が来るまでの措置)は可能だと考えています。

以前、当院の全体ミーティングでもスタッフに呼びかけましたが、もし、こうした事態に遭遇したら、ぜひ、声をかけて欲しい。

そのまま素通りしないで、必ず安全かどうかの確認をして欲しいとお願いしています。

例え、その結果、訪問時間に遅れてしまっても、人の命に関わることですから、医療従事者として可能な範囲で行動をするべきと思います。

医療従事者が対応して、何か問題が生じれば逆に責任問題になる、あとで訴訟問題になるから、そのまま関わらない方がいい、とどこかで聞いたことがあります。

理屈的にはそうかもしれないとしても、医療のプロとして然るべき対応をする、というのが実際には必要だと思います。

今年の8月にお一人、道路脇で熱中症になっている高齢の女性を発見した際、水を買って飲んでもらい、救急車を呼びましたが、正直、デメリットもあります。

救急車が車で時間がかかり(その時は1520分)、長く拘束されること、もたれる物が無くて自分の体を当てて座ってもらったので、あとで足と腰が痛くなったこと(結構な筋肉痛でした。もう年ですね)。救急隊からご協力ありがとうございます。と言われるだけ、で連絡先なども何も聞かれなかったこと。

倒れている方とある程度の時間接触したため、その方のコロナ感染リスクなどを考えれば、本来、連絡先を確認するべきだと思いましたが、何もなしでした。

私も治療院の院長を務め、医療の仕事をしている身ですから、救急隊員に名刺を渡して、何か問題があればこちらに連絡してください。とお伝えしました。

対応の雰囲気から、まず連絡は来ないな、する気も最初からない、というのが分かりました。救急隊員がこれじゃ、どうしようもないな。こんないい加減じゃ、無駄な感染者が増えてしまう、と思いましたが、これが現実なのでしょう。

とにかく、他がどうあれ、それでやらない、知らないふりをする理由にはなりません。

今後も、こうした方を見かけたら、迷わず声をかけて、少しでも役に立てたらと思います。

引き続き、スタッフ一同、頑張って参ります。

町田市の訪問マッサージ ダヴィンチ治療院 

理学療法士・あんまマッサージ指圧師 神田 裕幸

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昨日は、腕時計の電池が切れたので、町田のハンズに行きました。こちらの時計の病院、非常に便利です。

スントの腕時計で、他の時計屋では電池交換を断られたり、30分待ってもできませんでしたが、こちらはお安く(他の半額程度)で5分で終了しました。

私達とは違く専門職ですが、一流のプロの仕事を見せて頂きました。以前も家にあったアンティークの時計を直して頂きました。

こうした手際の良さ、プロ根性は見習わないといけませんね。