当院における新型コロナワクチン接種につきまして
現在、当院の訪問先におきまして、患者様の新型コロナワクチン接種が進められており、6月中に2回目の接種まで終える方も複数いらっしゃいます。
そうした中にあって、鍼灸師やあんまマッサージ指圧師においても、
6月は築地の大規模接種会場、7月以降は代々木公園内にてワクチンの優先接種を受けられるとの連絡が入りました。
これにより、ワクチン接種希望者については、概ね7月中には2回の接種を終えられると予想します。
一方で、ワクチン接種については予防接種法第9条の規定により、あくまで 『努力義務』 とされております。
厚生労働省のホームページ等にも、「ワクチン接種は強制ではなく、最終的には、本人が納得した上で接種を判断すること」と記載されております。
医療現場においては、ワクチン接種を拒否した看護師が、勤務する病院から退職を促される、自宅待機を強要される、などの一部報道もありました。
こうした行為は、例え医療従事者であったとしても、個人の尊厳を守る上で決してあってはならないこと、だと考えます。
報道であった件については、ワクチン接種を強要された看護師が相談センター(弁護士が対応)に連絡し、
その後、所轄の労働局が勤務する病院を指導した(労働基準法違反の疑い)とありました。
実際には、このような話が頻繁にあり、ほとんどが表に出ずに、やむを得ずワクチン接種を受けるケースが多いのではないかと考えられます。
当院の考えとしましては、
訪問マッサージが医療サービスであり、感染リスクの高い高齢者や障害者へのサービス提供を行っていること、
強制ではないが、国から努力義務を求められ、国内の安定のためにも極力ワクチン接種は協力すべきもの、
と前提としながらも、
最終的なワクチン接種の判断については、治療院全体ではなく訪問スタッフの個人の意思によるもの、
という考えから、以下のように対応するに至りました。
①訪問マッサージに携わるスタッフは、新型コロナワクチン接種の努力義務に従い、可能な限り接種に応じることとする。
②接種をしないスタッフについては、7月1日より、2週間ごとにPCR検査を実施することとし、毎回の陰性結果を職務従事において必要とする。
※PCR検査は、感染状況を加味し、現状においては今年末まで行う予定とする。
こうした対応により、患者様への感染リスクを可能な限り排除した上で、今後も医療サービスとしての役目を果たせるよう精一杯努めさせて頂く所存です。
引き続き、どうぞ、よろしくお願い致します。
以下に、7月以降の当院の感染対策のまとめを添付いたします。
なお、スタッフ別のワクチン接種の有無については、
個人の尊厳、個人情報の保護における観点から、治療院としては、一切お応えしないこととさせて頂きます。 予めご了承ください。
訪問マッサージ ダヴィンチ治療院
院長 神田 裕幸
当院では、木下グループでの自宅用PCR検査キットを用いて、定期検査を実施します。
事前にGoogleフォームにて個人情報の入力と同意が必要要件となっており、
検査で陽性が出た場合は、医療機関での再検査、保健所への情報提供がなされる運びとなります。
また、補足的に抗原検査キット(30分で結果が出る)も用いております。