春の活動量増加に伴う身体トラブル
お世話になっております。
町田市訪問マッサージ「ダヴィンチの手」訪問スタッフ(あん摩マッサージ指圧師)の岩井将人と申します。
今回は、「春の活動量増加に伴う身体トラブル」というテーマを、
求人向けの視点からお伝えさせていただきます。
訪問マッサージの現場では、季節ごとに患者様の状態変化が明確に現れますが、
特に春は"良い変化"と"リスク"が同時に現れる非常に重要な時期です。
この時期の関わり方によって、その後の生活の質(QOL)に大きな差が生まれます。
春は気温の上昇とともに外出機会が増え、身体活動量が自然と高まります。
町田や相模原市のように自然環境が豊かな地域では、公園や遊歩道、河川敷などを活用した散歩や地域交流が活発になります。
実際の訪問現場でも、「最近よく歩くようになった」「外に出る機会が増えた」といった前向きな変化を多く耳にします。
しかしその一方で、
冬季の活動低下によって筋力や柔軟性が低下した状態から急激に活動量が増えることで、
身体への負荷が一気に高まり、さまざまなトラブルが発生します。
具体的には、腰痛や膝関節痛の増悪、下肢の筋緊張亢進、さらには転倒リスクの上昇などが挙げられます。
特に印象的なのは、「良くなってきたから動いた結果、痛みが出てしまった」というケースです。
このような場面では、単に症状を評価するだけでなく、
"なぜ起きたのか""どの程度の負荷が適切なのか"を臨床的に判断し、次の行動につなげる視点が求められます。
訪問マッサージの大きな特徴は、「生活の中で起きている変化を、その場で評価し、即座に介入できること」です。
例えば、歩行量が増えたことで骨盤帯周囲の筋緊張が高まり、
体幹の安定性が低下している場合には、
肩甲帯および骨盤帯のPNFを用いて連動性を高め、背部リコイルで姿勢調整を図ります。
その上で、背臥位でのCKCエクササイズを行い、下肢の支持性と運動連鎖を再構築していきます。
また、端座位での胸郭介助を取り入れながら、立ち上がり動作へと段階的に誘導することで、
「実際の生活動作」に直結した機能改善を目指します。
これにより、単なる筋緊張の緩和にとどまらず、
「安全に動ける身体」へと変化させていくことが可能となります。
さらに重要なのは、ご家族様や介護者への指導です。
例えば、立ち上がり介助の方法や、腰部への負担を軽減するポジショニングなどをお伝えすることで、
日常生活全体の安全性と負担軽減を図ることができます。
訪問マッサージは"施術だけで完結するものではなく、
生活全体を支える仕事"であるという点に、大きなやりがいがあります。
当院では、このような臨床力を高めるために、定期的な研修を実施しております。
バイオメカニクスに基づいた生活動作の介助方法や、
肩甲帯・骨盤帯PNF、背部リコイルといった実技を、実践的に学ぶ環境を整えています。
現場で迷わないための「考え方」と「技術」を両立して習得できる点が特徴です。
また、訪問という特性上、一人で現場に向かう場面も多くなりますが、
その分、自分自身の判断力や臨床力が確実に身についていきます。
もちろん、情報共有や引き継ぎ体制も整っており、
チームとして患者様を支える仕組みがあるため、安心して業務に取り組むことができます。
春のように身体変化が大きい時期は、臨床家としての成長を実感しやすいタイミングでもあります。
「なぜこの変化が起きたのか」「どうすれば安全に活動量を維持できるのか」
といった視点を持ちながら関わることで、より深い臨床経験を積むことができます。
訪問マッサージは、患者様一人ひとりの生活に深く関わる仕事です。
その分、責任もありますが、それ以上に「生活が良くなった」と実感できる瞬間に立ち会える、大きなやりがいがあります。
もし、
「現場でしっかりと臨床力を身につけたい」
「患者様の生活に寄り添った施術がしたい」
とお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
今後も地域の皆様に貢献できるよう、そして共に成長していける仲間と出会えることを楽しみにしております。
町田市訪問マッサージ「ダヴィンチの手」
訪問スタッフ(あん摩マッサージ指圧師)
岩井 将人
