院内研修(5月3日開催)と打ち上げの報告
お世話になっております。
町田市訪問マッサージ「ダヴィンチの手」訪問スタッフ(あん摩マッサージ指圧師)の岩井将人と申します。
今回は、ダヴィンチの手で実施している研修の様子や、
研修後の交流会を通して感じた「学べる環境」と「人とのつながり」について、求人向けブログとしてまとめさせていただきます。
訪問マッサージの仕事というと、「一人で訪問して施術を行う仕事」というイメージを持たれる方も多いかと思います。
実際に訪問現場では、施術者が単独で利用者様宅へ伺う場面が多くあります。
しかし、ダヴィンチの手では、単独で働いている感覚よりも、「チームで利用者様を支えている」という感覚を非常に大切にしています。
その一つが、定期的に行われている技術研修です。
今回の研修では、村上先生が講師になって筋膜や筋間中隔、神経・血管の走行を意識した施術について学びました。
村上先生は、あん摩マッサージ指圧師として、スポーツ分野を切り開いた第一人者といっても良い方です。
Jリーグ開催直後、名古屋グランパスのトレーナーとして8年間従事されていました。
その後、トライアスロンの強化チームのトレーナーなども行っており、様々なスポーツに精通されています。
町田市にお住まいということで、縁があり、ダヴィンチへ入職され、統括リーダーをされています。
さて、研修内容についてですが、
マッサージの現場では、筋緊張が強い利用者様や、長期間の臥床により身体の滑走性が低下している利用者様へ施術を行う機会が非常に多くあります。
そのため、「どこを押すか」だけではなく、「どの方向へ圧を入れるか」「どの層へアプローチするか」という視点が非常に重要になります。
研修の中で特に印象的だったのが、「筋肉と筋肉の間の通り道を開ける」という考え方でした。
人の身体は、単純に筋肉が並んでいるだけではありません。筋膜という組織に包まれながら、神経や血管がその間を走行しています。
強く揉み込むだけではなく、筋肉同士の"溝"や"くぼみ"を捉えることで、循環や滑走性の改善につながるという考え方です。
実際の施術現場でも、「とにかく強く揉む」より、「身体の構造に沿って圧を入れる」ほうが利用者様の反応が良い場面は少なくありません。
特に高齢者様では、刺激が強すぎることで防御性収縮が出てしまうこともあります。
そのため、ダヴィンチの手では、解剖学や生理学に基づいた施術を重視しています。
今回の研修では、縦方向と横方向の圧の違いについても学びました。
筋肉は縦方向に線維が走っていますが、身体全体をみると層状に重なっており、まるでミルフィーユのような構造になっています。
そのため、ただ深く押し込むのではなく、表層から順番に滑走性を整えながらアプローチすることが重要であるという内容でした。
また、前斜角筋周囲へのアプローチについても学ぶ機会がありました。
頸部周囲は腕神経叢や血管が集中する非常に繊細な部位です。
そのため、大きな筋肉を単純に押すのではなく、神経や血管の走行を意識しながら、縦と横の圧を使い分ける重要性を学びました。
訪問マッサージでは、利用者様によって症状や身体状況が大きく異なります。
脳血管障害後の筋緊張が強い方、パーキンソン症状による動作困難がある方、
長期臥床により拘縮が進行している方など、一人一人に合わせた施術が必要になります。
そのため、ただ施術経験を積むだけではなく、「なぜこの反応が出るのか」「どの部位へアプローチすると動きが変わるのか」
を考えながら施術できる環境は非常に重要だと感じています。
また、今回の研修では鼠蹊部や腋窩周囲など、リンパや血管の集中する部位についても学びました。
これらの部位は、浮腫や循環障害とも深く関係しており、訪問マッサージの現場では非常に重要なポイントになります。
特に高齢者様では、循環不全や活動量低下に伴う浮腫を認める場面が少なくありません。
単純に末梢だけを施術するのではなく、「身体全体の通り道」を意識して介入することで、結果的に動作性や呼吸状態まで変化することがあります。
腓腹筋へのアプローチについても非常に勉強になりました。
一般的には「ふくらはぎを揉む」というイメージが強い部位ですが、
今回の研修では、筋腹そのものを潰すように押すのではなく、「筋肉の溝へ手刀をくさびのように入れる」という感覚を学びました。
この"筋間を分ける"ような感覚は、実際に体験してみると非常に奥が深く、単純な揉捏との違いを強く感じました。
こうした細かい感覚を、実技を通して直接学べる環境は非常に貴重だと思います。
ダヴィンチの手では、このような実践的な研修が定期的に行われています。
訪問マッサージ未経験の先生や、ブランクがある先生にとっては、「現場に出るのが不安」と感じることもあるかと思います。
しかし、実際には研修や先生方のフォロー体制があるため、一人で悩みを抱え込む環境ではありません。
施術技術だけではなく、利用者様とのコミュニケーション方法や、介助動作、ポジショニング、身体の見方なども含めて学ぶことができる環境だと感じています。
また、ダヴィンチの手の魅力は、技術面だけではありません。
研修後は、点心爛漫 Tejima のほうで打ち上げを行いました。
こうした交流会も、ダヴィンチの手ならではの温かさを感じる時間の一つです。
今回は矢内先生の奥様とお子様、高山先生の息子様も参加されており、とても和やかな雰囲気でした。
院長も合流し、20名が食事会に参加しました。
仕事の話だけではなく、家族も含めて自然に交流できる空気感があり、「職場」というより「人とのつながり」を感じる時間でもありました。
矢内先生のお子様はまだ生まれたばかりとのことで、とても可愛らしく、皆で自然と笑顔になっていました。
また、高山先生の息子様が矢内先生の赤ちゃんになつかれている様子も非常に微笑ましく、温かい空気に包まれていました。
訪問マッサージの仕事は、利用者様と深く関わる仕事です。
そのため、施術技術だけではなく、人との関わり方や思いやりも非常に大切になります。
こうした職場の空気感は、日々の利用者様対応にも自然とつながっているのではないかと感じます。
料理も非常に美味しく、中でも特に印象的だったのが"ちまき"でした。
一つ一つ丁寧に作られていることが伝わる味で、「ちまきはこんなに美味しいものなのか」と驚くほどでした。
他にも点心や中華料理が数多く並び、どれも非常に美味しく、かなりのボリュームがありました。
普段少食の先生では食べ切れないほどの量で、皆で料理を分け合いながら楽しく食事をする時間となりました。
特に坦々麺については、「食べ切れないのでどうぞ」と事前に私へ譲ってくださった先生もいらっしゃり、
先生方の優しさを感じる場面でもありました。
このような何気ないやり取りからも、普段の職場の雰囲気の良さを感じます。
医療・介護の仕事は、決して楽な仕事ではありません。
身体的な負担もありますし、利用者様の体調変化などへ対応する難しさもあります。
しかしその一方で、「人を支える仕事」として非常にやりがいのある仕事でもあります。
ダヴィンチの手では、単純に施術をこなすだけではなく、
「利用者様により良い生活を送っていただくにはどうすれば良いか」を先生方皆で考えながら取り組んでいます。
また、技術研修だけではなく、先生方同士の交流や相談のしやすさも大切にされているため、一人で抱え込まずに働きやすい環境だと感じています。
訪問マッサージに興味を持たれている皆様の中には、「未経験だから不安」「訪問の仕事についていけるか心配」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際には学べる環境や支え合える先生方がいることで、少しずつ経験を積み重ねていくことができます。
利用者様の笑顔や、「身体が楽になった」という言葉を直接いただけることは、この仕事ならではの大きな魅力です。
今後もダヴィンチの手では、研修や先生方同士の交流を大切にしながら、利用者様へより良い訪問マッサージを提供できるよう努めてまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
町田市訪問マッサージ「ダヴィンチの手」
訪問スタッフ(あん摩マッサージ指圧師)
岩井 将人
