高齢者に多い骨折とは?
こんにちは。町田市を中心に訪問リハビリマッサージをやっております。
ダヴィンチ治療院の岩滿(イワミツ)です。
ここ最近のお天気は気温の変化が大きくて、身体も疲れてしまいますね。
そんな時、私は39度くらいのぬるめのお湯でゆっくりお風呂につかります。
(好きな風呂の温度は42度です!)
目的は、「体温を一定に保つ」と「自分の呼吸(ペース)に戻す」この2点です。
外気温の振り幅が大きいので、自分の適温を一定に保てるように。という理由と、
ぽけーっとするデジタルデトックスの時間はいまの時代には特に必要ですしね。
ぜひお試しくださいませ。
さて今日は、【高齢者に起こりやすい骨折】についてお話しさせていただきます。
【高齢者の骨折の特徴とは??】
高齢者と一括りにするのもいかがかなと思いますが、比較的高齢の方に起こることが多いですよねーって話です。
私は違うぞ!高齢者と呼ぶんじゃない!席なんか譲らなくていい!とか怒らないで聞いてくださいね。(実際に譲って怒られた経験あり)骨折を回避する方法も隠されてますので。
高齢者の骨折の特徴として挙げられるのは、2つ。
1. バランスを崩しやすく、転倒の危険性が高い。
2. 骨自体にもろくて折れやすい部分がある。
1つめの理由。
バランス感覚の低下、とっさの動きが出ないといったことから転倒してしまう危険性が高いんですね。そうすると骨折が起こりやすくなりますよねということです。
2つめの理由。
この世に生を受けると、骨の中ではせっせと血が造られます。先生っぽくいうと骨髄での造血作用というやつです。(柔道整復師の専門学校教員やってました!)
で、この骨髄って、もともと赤いんですが、年齢を重ねるにつれて造血作用が衰退して黄色い脂肪組織に置き換わるんですね。
骨粗鬆症なんかでは、この部分からスカスカになっていってしまうんです。
で、この赤色骨髄は骨の端っこのほうに多いんです。
1と2の理由を合わせて考えると、高齢者に起こりやすい骨折が導き出されます。
『4つ』ありますので、覚えてください。
ここ、テストにでます。
(国家試験にもよく出てくる問題なんです!)
1. 上腕骨外科頸骨折
2. コーレス骨折(橈骨遠位端部骨折)
3. 胸腰椎椎体圧迫骨折
4. 大腿骨頸部骨折
はい。覚えていただけましたか?
この4つは非常に多く遭遇します。
みなさんもよく聞く名前だと思います。
ひとつひとつの説明は次の機会にします。
この骨折を起こさないために、私たちダヴィンチ治療院では何ができるのか?という話を先にさせていただきます。
骨自体は年齢とともに構造的に折れやすくなります。子供の頃と比べて骨の柔軟性が低下してしまうからです。
これはもうしょうがない。
要するに、しゃーない。です。
ダヴィンチ治療院が訪問マッサージとして行えることは、
『マッサージとリハビリを組み合わせて行うことで、バランス感覚の低下を予防し、運動機会を増やすことで関節可動域の改善や、筋活動の維持を目指す。』
こちらですね。決まりました。
ありがとうございます。
この辺りの活動については、既に院長の神田が度々ブログで書いていると思います(リハビリ+マッサージで包括的なサービス提供を行う、というものです)。
私の方からも、少し詳しくお話した方が皆さま方にもイメージが湧き、伝わりやすくなると思いますので、またの機会に大容量でお届けします。
今日は電車で席を譲られる側にもマナーがあるのではないかというお話でした。(違う)
最後までお読みいただきありがとうございました!
町田市の訪問マッサージ ダヴィンチ治療院
岩滿 一樹(柔整師・鍼灸マッサージ師)
当院の患者様では、特に腰椎圧迫骨折と大腿骨頚部骨折の方が多いです。
女性が8割以上を占めています。
大腿骨頭置換術や人工股関節全置換術後のリハビリ、歩行訓練の依頼も年々増えています。