姿勢とむくみ(浮腫)について-院内ブログ

姿勢とむくみ(浮腫)について


こんにちは!

町田市を中心に訪問リハビリマッサージを行っております。

ダヴィンチ治療院の岩滿(イワミツ)です。

気温の変化で体調崩されていませんか?

あ、大丈夫ですか?よかったです。

こうなると太陽が恋しいですね。

中学の同級生に太陽と書いてひろあきと読む人がいましたね。

(突然に思い出しただけです。)

私も30歳を越えたあたりから冷えに敏感になりまして。

足首を出すことを控えたんですね。長い5本指ソックス履いて。

それだけでも身体は冷えにくくなりましたね。

冷えは足元からなんて言いますけど、そういうことか。と思いました。(どういうことかの解明はまたの機会)

今日みたいに、ちょっと肌寒い日は、足首を隠して、クビにもなにか巻くものがあれば巻いちゃってください。ストール?でしたっけ?

(巻くものがタオルだと農家風になります。)

それだけでも冷えはかなり防げますよ。

僕なんかは、巻くものをあまり持っていないので、

アゴまでジップアップできるようなジャージやウインドブレーカーを着て、クビを守ってます。

(今、町田周辺でもっとも青いジャージを着ているのが私です。)

さて、前置きが長くなりました。

今日は、「むくみ(浮腫:ふしゅ)」ついてお話ししようと思います。

みなさんは「むくみ」感じますか??

夕方くらいから足にむくみが。とか、

夜中ラーメンで顔にむくみが。とか。(食べなければいいと思う)

私自身、右のふくらはぎから足にかけて浮腫が出ている時期がありました。

(長い5本指ソックスだったからよく分かる!)

その頃は、体調もあまり良いとは言えず、右脚には神経痛、右足首の違和感など、いろんな症状が出ていました。

原因としては、右股関節の伸展制限。(右足が伸びにくい)

これがいろいろ引き起こしていました。(私の場合です!)

右の股関節が伸びずに曲がり、そのせいで膝も曲がり、右のかかとが浮いて、爪先立ちのような状態になっていたのです。

すいません!ここで、僕に10秒ください!

いまできる方は、立って目を閉じて、足の裏の感覚を研ぎ澄ましてください。

さぁ、どうでしょうか?

両の足裏がピッタリ地面にくっついていましたか??

その際に膝は伸びていますか?

胸が張れてお腹は伸びてますか?

足に意識が行くと、他の部分の意識が薄れますので、もう一度確認してみてください。

どうでしょう?

すべてできている方は、ほぼいないと思います。

それくらい、脚って普段から伸ばしてないんです。

足(足首から先)ではないです。

脚(股関節から下)です。

治療家として10年以上いろんな方の身体をみてきましたが、股関節の伸展制限をお持ちの方がとても多いんです。

日常生活に困らないことがほとんどなのであまり気にならないんですね。

しかし、伸展制限に循環不全などが合わさると、浮腫が出てきます。

イメージしてみてください。

まっすぐな道を走る車。

カーブのある道を走る車。

どちらがスムーズで渋滞が起こりにくそうですか?

※大和トンネルは除く

まっすぐな方が、流れがいいんです。

つまり、身体は、まっすぐな方が、循環がいいんだす。(急になまる)

カーブのある道(伸展制限がある身体)は、

スピードが落ちやすく、そのせいで渋滞(循環不全)が発生しやすくなります。

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※こんな股関節と膝が曲がると、体幹も前傾しやすく、上のような姿勢になってしまいます。

では、どうすればいいのか。

全身で伸びればいいんです。

ただし、両足の裏は地面から離れないこと。

言葉にすると、

アゴを引いて、

胸を張り、

お腹を伸ばして、

脚で立つ。

足で立つのではなく、脚で立ちます。

筋肉ではなく、骨で支えます。

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※股関節と膝がしっかり伸びて足底面全体で地面をとらえれば、体幹部もしっかり伸びてよい姿勢になります。

我々、ダヴィンチ治療院の訪問マッサージは、

通常のマッサージだけではなく、

関節可動域訓練や、姿勢保持訓練、立ち上がり動作訓練など、筋肉単体へのアプローチではなく、包括的に、より生活レベルを高められるようアプローチすることを重要視しています。

筋肉が柔らかくなったからオッケー!ではなく、

あくまで生活レベルで応用が効く機能まで高められるか!です。

(今日も決まった!)

当院の利用者さまにも浮腫を症状の一つに挙げられている方は多くいらっしゃいます。

原因は様々ですが、

・筋活動の低下

・水分代謝の低下

・循環不全

・血液組成の変化

・心臓、腎臓など内科的疾患によるもの

などなど。

原因が一つではなく、いくつか合併している方もいらっしゃいます。

内科的疾患からくる浮腫に関しては、疾患の治療を続けていただきながら、リハビリを行う形になります。

先日のブログでも書きましたが、

足のむくみは足裏感覚の鈍化を引き起こしてしまい、

立ち上がりなどに不利な要因となってしまいます。

むくみは、ほっといていいことはありません。

お気軽に当院にお問い合わせください。

今日はこのあたりで終わります。

今日のブログは、過去の思い出は事実よりも修飾されるというお話しでした。(違う)

最後までお読みいただきありがとうございました!

町田市の訪問マッサージ ダヴィンチ治療院

柔道整復師・鍼灸マッサージ師 岩滿 一樹