当院の訪問マッサージの依頼内容と傾向について-院内ブログ

当院の訪問マッサージの依頼内容と傾向について


お世話になります。ダヴィンチ治療院 院長の神田です。

今日は72日、ちょうど1年の真ん中の日183日目)となります。

2年前のちょうど今日、ダヴィンチ・リコンディショニングとして、橋本駅に整体院をオープンした日でもあります。

そして、そのオープン直後に、訪問マッサージスタッフが急遽、感染症のために訪問から抜けることになり、

その影響で整体院を閉めて、訪問マッサージに代理要員として入り、半年間の閉院、

そして、やっと再開したと思ったら、今度は新型コロナウィルスの感染拡大が拡がり、

結局、昨年の9月に整体院は閉院してしまいましたが、

その分、訪問マッサージでの需要は徐々に高まることとなり、

現在は、訪問マッサージでのダヴィンチ治療院において、忙しい毎日を過ごしております。

さて、本日のテーマとして、

今、「当院への需要が今年に入って急激に高まっている」とお伝えしましたが、

訪問マッサージにおける当院での最近の依頼傾向について、お話したいと思います。

基本的には、『マッサージに加えて、リハビリもお願いしたい』という依頼自体は変わらないのですが、

その中のマッサージ内容において、筋肉(痛みやしびれ)や骨や関節(動きの悪さ)へのアプローチだけではなく、

めまいや耳鳴り、頭痛、食欲不振や倦怠感、などの不定愁訴、

言い換えると『自律神経症状』の改善を一緒に依頼されることが増えております。

もしかすると、そちらの主訴改善の方が、メインになりつつあるかもしれません。

昨年からの新型コロナの影響により、外出を控え、自宅に籠りがちになる方が増えているため、

最近になって、昨年からの患者様が抱えてきた心気的な問題が表面化してきたと感じています。

特に、元々、不安傾向が強く、不眠などの症状を抱えている方には、それが助長するのでしょう。

先日、とある説明会で見た資料には、コロナの影響で座る時間、横になる時間が増えた割合が約50%の半数とありました。

コロナ影響(ブログ資料).jpg

↑ 当然と言えば、それまでですが、確実にコロナの影響は高齢の方にも出ているようです。

当院では、そうした患者様に対して、施術においては指圧治療を使っての自律神経調整、

オステオパシー(アメリカ手技療法)での筋膜リリース手技などを用い対応するほか、

人間同士(人と人)としての関係性へ重きを置き、

訪問時の明るく楽しい雰囲気づくり、言葉での勇気づけ等も実施しております。

あん摩マッサージ指圧師は、元来、こうしたことが得意な人柄の方が多くおり、

他サービスである訪問リハビリや通所リハなどに比較しても、そうした点がリハビリ職(PTOTなど)より優れていると個人的には感じています。

当院でも、このコロナ下において、

少しでも患者様の不安を解消できるよう、人とのつながりを大切にしながら、

医療サービスとして、施術の中身にもこだわっていきたいと考えております。

ここで、簡単な動画ではありますが、

自律神経症状に対して、当院の訪問マッサージで実際に行っている手技(オステオパシー手技療法)を下記に掲載します。

胸郭リリースの方法(呼吸器症状、リラクゼーション、胸郭の可動性向上に有効です)

後頭下リリースの方法(概略説明のみ 頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、首や肩こりなどにも有効です)

後頭下リリースの方法(実践+応用法 顔面や頭部を中心としたあらゆる不定愁訴に有効です)

今回は以上となります。 

引き続き、ご支援とご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

町田市の訪問マッサージ ダヴィンチ治療院

院長 理学療法士・あん摩マッサージ指圧師 神田 裕幸