介護支援専門員(ケアマネジャー)実務研修を経て-院内ブログ

介護支援専門員(ケアマネジャー)実務研修を経て


いつもお世話になっております。

ダヴィンチ治療院 院長の神田です。

昨年10月に介護支援専門員実務研修受講試験に挑み、何とか合格を果たしました。

そして、いよいよ、先月から介護支援専門員の実務研修が始まりました。

どうせやるなら、早い方がいいと思い、

オンライン研修での一番早いコースを選択しました。

その結果、1月上旬から動画視聴での研修が開始され、課題をこなしていきました。

1月中旬には、2日ほど、オンライン研修(ZOOMを使用)を行いました。

オンライン研修では、いずれも講師による話が半分、グループワークが半分、といった感じでした。

100人規模でのオンライン研修は初めてだったので、かなり新鮮味がありました。

グループワークも10人ごとだったので、色々な考え方を知り、勉強になりました。

ただ、グループ内での役回りとして、書記を任されてしまい、

各ケースなどの検討結果をアセスメントシートやケアプランへデータ入力することとなり、

話を聞きながら、自分の意見も言いながらの打ち込み作業でかなり大変でした。

1月末には、実際に居宅介護支援事業所へお伺いし、管理者指導の下、実習を行いました。

実習地においては、第一希望を町田市にしましたが、

事業所から敬遠されてしまったのか、空きがなかったのか、ダメでした。

そのため、第二希望である多摩市の居宅介護支援事業所へと決定しました。

白楽荘.jpg

↑ 実習地(高台)から見た風景(多摩センター駅方向)

ただ、私は、生まれも育ち(小・中・高校)も多摩市であり、

20歳で自衛隊に入隊するまでは、ずっと多摩市民でしたので、

結果的には、今回の実務研修がこちらあって、すごく良かったです。

多摩市の高齢者の状況、サービスをご利用である方々の特徴などもお聞きできましたし、

アセスメントとケアプラン作成の症例については、私の叔父がいる団地にお住まいの方でした。

叔父もほぼ同年齢だったので、同じように苦労しているかもしれないなぁと、思いました。

多摩市については、坂が多く、建物もエレベーターが無い古い団地、公団が多いので、

きっと階段移動や移動でご苦労されている方も、非常に多いと思います。

そうしたことを改めて考える機会となりました。

今は町田市の治療院として活動し、訪問マッサージを行っていますが、

私の生まれ故郷の多摩市にも今後は積極的に貢献していきたいところです。

町田市のすぐ隣ですから、訪問依頼があっても良いのですが、なぜか今までほとんどありません。

ぜひ、当院のことを知ってもらえるよう、手立てを講じる必要がありますね。

さて、話が脱線しましたが、

今日は、29日であり、既に前述した通り、おおむね実務研修の内容は終えております。

本日、前期課程修了に加えて、後期課程の課題も概ね終わり、郵送にて書類提出しました。

これで残りは、2回のオンライン研修のみとなります。

予定通り、41日付での介護支援専門員登録に向けて、あとひと踏ん張りと言ったところです。

残りも気を引き締め、頑張って臨みたいと思います。

最後となりますが、

今回の実務研修では、

介護支援専門員の考え方と医療従事者としての考え方とで、かなりの違いがある、

というのを強く感じました。

また、同じ用語でも、言葉の示す意味やニュアンスの違いがあり

アセスメントシートの作成などにおいても、一番苦労した点に挙げられます。

あんまマッサージ指圧師や理学療法士として働くことと、

介護支援専門員として働くことでは、多くの違いがあり、考え方も変えなければならない、

しかしながら、地域包括ケアシステムの活用という観点からは、

それを合わせていく作業も必ず必要になると予想され、

どのようにそれを成し遂げていくのか、

それが、介護・福祉・医療の連携においては重要なポイントになる気が致します。

そうした点にも、深く配慮しながらも、

基本スタンスとして、ダヴィンチの理念と考えを強く保ちながら、邁進したいと思います。

引き続き、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

町田市の訪問マッサージ ダヴィンチ治療院

理学療法士・あんまマッサージ指圧師 神田 裕幸

ケアマネ教本2.jpg

研修テキストは、送られてくる種類が多く(10ぐらい)、内容を全て把握するのに時間がかかります。

せめて半分ぐらいの数にしてもらえると、中身も把握したいのですが。

ケアマネ教本.jpg

関係する研修のテキストを積み上げると、10cm近くになります。かなりのボリュームです。

最初はこなしていくのが大変でしたが、これも慣れですね。