マッサージ師の今後の役割(将来の展望)
マッサージ師としての役割と台頭
明けましておめでとうございます。
訪問マッサージ「ダヴィンチの手」院長の神田裕幸です。
2026年、最初の院内ブログとして、昨年の11月に私が院内研修(月例会)で語ったことを内容にします。
具体的には、「現代社会(情報社会)だから病気が作られる、治りにくい」といったテーマです。
私は、理学療法士として西洋医学を学び、解剖学、生理学、運動学を中心に土台づくりをしてきました。
そして、西洋医学での検査・診断に基づき、その病名(疾患名)において、
必要な評価と治療プログラムの策定を図り、訪問業務に当たってきました。
あんまマッサージ指圧師を取得する際にも、東洋医学は学びますが、
基礎医学(解剖学・生理学)が前提としてあり、ベースとなっています。
つまり、日本の医療国家資格者に至っては、西洋医学としての医療知識が全ての中心になっていると言えます。
CTやMRIなどの精密な検査機器や血液検査など、目に見えるデータとして提示され、診断名が付けられます。
その診断力については、かなりの精度があり、信ぴょう性も高いものとなっています。
その点については、西洋医学は素晴らしく、これに勝るものはないでしょう。
また、処置・治療においても、事故や怪我、急性の症状に対しては、非常に高い特効性を持っており、手術の技術も日々進歩しています。
ただ、そうした中にあって、なぜ、日本の医療費は膨らみ続けているのか、
患者数は減らない、逆に増えているのか、について検証する必要があります。
既に年間で50兆円を超えており、病気などで生活が成り立たない方への生活保護費も年間10兆円を超えている。
日本の国家予算の約50%が病気のために使われている、と言っても過言ではありません。
こうした現状になっている原因について、きちんと分析が進んでいるのか、
高齢者社会になったから仕方ない、で片付くことであるのか、検証が必要です。
私の分析としては、西洋医学においては得意分野と苦手分野があり、
得意分野は前述した急性期症状、急性疾患であるということ、
そして、苦手な分野としては慢性疾患、二次性症状、自律神経性の疾病などが挙げられると考えています。
医療機関に行けば、急性期であろうと、慢性期(維持期)であろうと、
基本的には同じ診断法と同じ措置(治療)がなされます。
つまりは、投薬による症状の緩和、軽減を図ることがほとんどです。
世界の生産された薬の約3~4分の1が日本人にて消費されている、といったデータもあります。
これは、異常なことと言わざるを得ません。
全世界80億人分の薬の3~4分の1(20億人以上)の薬を日本の1億人で消費している、ということです。
これでは、確かに医療費も莫大になりますし、日本の財政を圧迫する要因にもなるはずです。
ドラッグストアが増えている、ということも身近に感じることではないでしょうか。
町田市においても、新しいテナント、店舗において、かなりの割合でドラッグストアとなっています。
これから一層、高齢化が進むのならば、今のやり方では近いうちに破綻しかねません。
国民の所得も増えず、減っていき、逆に国民負担率(所得税・社会保険等)は46%以上となっています。
これからは、少しでも医療費を削減し、社会保険料も少なくなるよう元気な高齢者、日本人を増やしていくことが重要と言えます。
私達、ダヴィンチの手では、高齢者医療を担う専門家として、
医療従事者として、この問題にもしっかりと向き合いたいと思います。
慢性期・維持期の患者様に対し、訪問業務を行っている立場として、
どうしたら医療費を削減できるか、治せる患者様を増やせるか、について真剣に考えねばなりません。
その一つの助け、考え方として、研修会で病気の作られ方について話をしました。
合っている、合っていないにかかわらず、こうした考えて行動する、という姿勢が臨床に携わる者にとっては大切だと感じています。
そうした気持ちを持たないと、医療の進歩はありませんし、改善効果も少なくなってしまう、と思っています。
研修内容の重要なことについては、
院内のYouTubeチャンネル(D-TUBE)にて掲載しましたので、良ければぜひご覧になってください。
引き続き、ダヴィンチでは、一人一人が向上心を持ち、自己完結力・解決力を高められるようにチーム一丸として頑張って参ります。
そして、同じように向上心を持った仲間を募り、医療・地域社会に寄与できるよう努めていきます。
ぜひ、同じような考えをお持ちのマッサージ師の先生がいらっしゃいましたら、一緒にやりましょう。
数が多くなれば、それだけ「できること、やれること」が増えていき、社会貢献度も増えていくことでしょう。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
町田市・南多摩エリア・相模原市の訪問マッサージ
ダヴィンチの手 理学療法士・あん摩マッサージ指圧師 神田 裕幸
