採用コラム

臨床で大切にしている手技を紹介(リーチング)


町田市訪問マッサージ「ダヴィンチの手」で訪問スタッフとして活動しております、

あん摩マッサージ指圧師の岩井 将人と申します。

私は主に調布市周辺を中心に、日々ご利用者様のご自宅や施設を訪問し、施術を行っています。

調布近くの深大寺もすっかり冬の佇まいとなり、現場でも季節の変化を強く感じる時期になりました。

冬になると、訪問先でよく聞かれるのが、

「最近、寝返りがつらくなってきた」

「朝、起き上がるのに時間がかかるようになった」

「立ち上がるのが怖くなってきた」

といった、日常動作に関する悩みです。

「ほぐす」だけでは終わらない訪問マッサージ

寒さや活動量の低下によって、筋肉や関節はどうしても硬くなりがちです。

もちろん、あん摩マッサージ指圧師として、筋緊張を緩め、血流を改善することはとても大切です。

ただ、訪問の現場に長く関わっていると、

それだけでは足りない場面が多くあることに気づかされます。

動けなくなっている理由は、

筋力低下だけでなく、

体の使い方がわからなくなっている

動作のきっかけが作れなくなっている

「どう動けばいいか」が身体に伝わっていない

といった背景が重なっていることが少なくありません。

ダヴィンチの手では、

こうした点を踏まえ、動作につながる視点をとても大切にしています。

動作を変える「きっかけ」をつくるという考え方

私たちの臨床では、

「頑張らせる」「力を出させる」よりも、

身体が自然に動き出すきっかけを整えることを重視しています。

その一つが、リーチングという考え方です。

寝返りの際に進みたい方向へ手を伸ばす。

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起き上がる前に前方へリーチを作る。

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立ち上がる前に前へ手を伸ばして重心を移す。

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こうしたごくシンプルな動きだけで、

動作が驚くほどスムーズになる場面を、

訪問現場では何度も経験します。

「そんなことで変わるのか」と思われるかもしれませんが、

目の前で利用者様の表情や動きが変わる瞬間に立ち会うと、

臨床の奥深さを改めて感じさせられます。

小さな変化を一緒に喜べる現場

ダヴィンチの手の訪問マッサージでは、

昨日より少し寝返りが楽になった

介助量がほんの少し減った

「今日は動きやすい」と言ってもらえた

こうした小さな変化を、とても大切にしています。

数値や評価だけではなく、

生活の中での「できた」を一緒に共有できることは、

訪問マッサージならではの魅力だと感じています。

一人で抱え込まない臨床

訪問というと、

一人で現場を回る、相談しにくい、

といったイメージを持たれることもあります。

ダヴィンチの手では、

地域ごとにセラピスト同士が連携し、

日々の臨床について自然に意見交換ができる環境があります。

分からないことや迷いがあれば、

一人で抱え込まずに共有できる。

そうした空気感が、臨床を続けていく上で大きな支えになっています。

最後に

あん摩マッサージ指圧師の仕事は、

技術だけで完結するものではなく、

人の生活に深く関わる仕事だと感じています。

目の前のご利用者様の身体と向き合い、

「どうすれば、少しでも楽に生活できるか」を考え続ける。

そんな臨床にやりがいを感じる方にとって、

訪問マッサージは、とても奥行きのあるフィールドです。

ダヴィンチの手は、

地域に根ざしながら、

一人ひとりの利用者様と丁寧に関わることを大切にしています。

この文章を通して、

私たちの考え方や現場の雰囲気が、

少しでも伝われば幸いです。

訪問マッサージ ダヴィンチの手

あん摩マッサージ指圧師

岩井 将人


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