患者様とのコミュニケーションについて
こんにちは
ダヴィンチ治療院の訪問マッサージに従事している中村と申します。
今日は患者様とのコミュニケーションについてお話をさせていただきます。
施設で介護職をしていたときは一日の流れが時間帯で決まっており、転倒リスクのある方を見守りながら仕事をこなしていくことが精一杯でした。
そのため一人一人とゆっくり向き合えず、話をする方も限られていました。
時間にゆとりがあるときは声を掛けるようにしていましたが、会話の途中で呼ばれてしまうため寂しい思いをさせていました。
訪問マッサージの仕事は話をしながら治療が行えるため、世間話や悩みごとを傾聴することで心のケアにも繋がり、とても有意義な時間を過ごさせています。
その中で印象に残っている患者様のお話しをさせていただきます。
その方は高度の難聴で話し好きな方であったため、傾聴をしながら筆談とジェスチャーで対応させていただきましたが、筆談とのタイムラグや直接話しかけられないことで、治療が思うように進まず苦労致しました。
タイムラグにより話が噛み合わなかったり、筆談を簡潔にすると通じなかったりと時間を要しました。
しかし回数を重ねるごとに、ジェスチャーのみでの体位交換や、終了間際に「もう終わり?」と聞いてくれるようになりました。
当初は治療を開始するまでに時間を要し、「どうしたら簡潔に伝わるか」「スムーズに治療ができるようになるか」が悩みでしたが、継続していくうちに話を聞いてもらうことに満足していることが分かりました。
会話は思うようにできませんでしたが、治療の説明やポジショニングをしっかり行うことで信頼関係が得られ、マッサージ後は「身体が軽くなった」と笑顔を見せてくれました。
また「いつも丁寧に接してくれてありがとう」と感謝のお言葉もいただきました。
緊張の強い患者さんが多いですが、私自身も緊張が抜けにくいため「力を抜いてください」と言われても上手くできません。
そのため治療中の声掛けやポジショニング(リラックス姿勢)に心掛けていますが、楽な姿勢は安心感を与え、リラックスして受けていただけます。
当院はバイタルを含め40分の治療ですが、終了後にお茶を飲みながら談笑することを楽しみにされている方もおられるため、今後も時間の許す限り対応していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
町田市の訪問リハビリ・マッサージ
ダヴィンチ治療院 中村 泰子
愛用している車内のグッズです
腰痛予防の軽減を目的に使用しているメッシュのバックレストです。
車のシートを最大限起こしても背もたれは僅かに傾斜しているため、骨盤が後傾し腰痛を引き起こします。
バックレストの使用により除圧もでき、長時間の運転でも快適に行えます。
こちらは未使用ですが、夏場にかけて車内に蚊が入るため予防を兼ねて買ってみました。