今年1年を振り返って(スタッフと患者様に感謝です)-院内ブログ

今年1年を振り返って(スタッフと患者様に感謝です)


ダヴィンチ治療院、院長の神田です。

今年も、あと残すところ1日となりました。

今日でダヴィンチ治療院としては、年内の仕事納めとなります。

まさに波乱の年、大変な1年でした。

これだけ、世界中を混乱と不安へ陥れ、日常を一変させた1年は、2度と無いかもしれません。

来年は、少しでも現状が好転し、皆に元気が戻り、気持ちに余裕ができ、生活も良くなるよう祈っております。

当院においても、何とかこの1年を乗り切ったので、来年こそは上昇気流に乗りたいですね。

この1年は、大きなうねりに巻き込まれ、振り回され、あがいて、苦しいが、それでも止まらずに、動き続けた、という感じでした。

来年も気を引き締めて、日々、精一杯頑張って参ります。

新型コロナウィルスの感染拡大については、、正直、

飲食店ばかりが経営的に被害を受けているとピックアップされていましたが、

実際には、おそらく訪問マッサージの方が受けたダメージは大きかったと思います。

なぜなら、サービス提供の対象者が高齢者であり、病気を持った方であり、感染リスクが最も高いと言われる方々だからです。

訪問していた多くの施設が閉鎖となり、3月~6月までの、少なくとも4か月間は訪問できませんでした。

今でも半数以上の施設において、再開希望の連絡が来ていません。

事実上の訪問打ち切りとなっております。 

非常に残念、悔しいとしか言いようがありません。

特に、当院では患者様の7割近くが施設入居者の方でしたから、本当に、本当に大きな痛手となりました。

更に、1日の訪問件数を6件までとしていたため、それも首を絞める原因になりました。

他院の多くが、110件ほどの訪問ですから、他と比べても件数が大幅に少ない状況となりました。

まさに二重、三重の深手となり、一時、治療院の継続も難しいではないかと迷う時期もありました。

そんな中、

こうして何とか今年を終えることができ、危機を乗り切れたのは、

当院を支持し、休まずに訪問させてくれた患者様達のおかげであり、

どんなに訪問件数が少なくなっても、収入が少なくなっても、

一言も不満を漏らさずに、頑張ってくれたスタッフ一人一人のおかげです。

人のため、患者のため、地域のために、奉仕の心を持って臨む、という理念からダヴィンチ治療院を立ち上げましたが、

実際の現場において、それを見事に実践してくれました。

心から感謝するとともに、そうした仲間と職務に当たれることを誇りに思います。

そして、忘れてはならないのが、

辞めていった先生方のこと。

仕事が無くなり、辞めざるを得ない状況であったこと、全て私の責任ですが、

そんな中にあって、最後まで感謝の言葉を述べてくれたこと、深く心に刻ませて頂きました。

こんな状況を招きながら、本当に勝手なお願いですが、

どうか、これからも多くの患者様のために、場所はかわっても、その力を役立てて欲しいと思います。

ダヴィンチ治療院の訪問マッサージは、治療家としての原点、基本に忠実なことを念頭に置いて作られています。

ですから、ここで培ったことは、決して無駄ではなく、必ず次のステージへと役立つものと信じております。

私も、残ったメンバーも、まだまだ苦しい時期は続くと予想されますが、

とにかく、一日一日を大切にし、後悔なく、丁寧に、誠意をもって仕事に務めさせて頂きます。

これからもどうぞ、よろしくお願い致します。

本当に皆さま、この1年、お世話になりました。全ての人に感謝いたします。

ダヴィンチ治療院 神田裕幸

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