新型コロナウィルス抗原検査(簡易式)を試してみて-院内ブログ

新型コロナウィルス抗原検査(簡易式)を試してみて


お世話になっております。院長の神田です。

緊急事態宣言が出てから1か月が経ちましたが、更に1か月の延長が決まりました。

飲食店には16万円の補助金がでるのに、訪問マッサージには何も補償なし。

車で訪問していると、お店自体を夕方から閉じてしまっている所も多く見かけます。

羨ましいと思いながらも、お店が閉まっている=会食の機会が減る、ということで、感染対策としては成立しているように思われます。

さて、我々には何も補償がございませんが、感染者の大幅な拡大を考慮して、

当院では、更に費用をかけてでも、もっと良い感染対策は無いかと日々考えております。

そうした中、ある施設(サービス付き高齢者向け住宅)へ訪問した際、

当社で指定する抗原検査(簡易キット 5000円)を1か月に一度行い、その結果をご提示頂きたい、とのお話がありました。

「ただでさえ訪問数が減っている中、ここでの出費。正直、痛すぎる。」と思いながらも、

現状を考えれば、それも致し方ない、本来ならば望ましいこと、ということで3ヶ月分を購入し、一昨日に検査を行いました。

自分で行う簡易式の抗原検査でしたが、鼻腔(奥に入れるので痛い)から検体を取り、思ったよりも本格的でした。

それでいて、30分で検査結果を自分で確認できるため、これで精度が高ければ非常に有効だな、との感覚を覚えました。

最近では、唾液でのPCR検査が安価で行われるようになってきていますが、時間が1日程度かかりますし、信憑性にも欠ける面があります。

正直、鼻腔から鼻拭い液を採取し、自分で丁寧に実施するこちらの方が精度は高いのでは?と思いました。

検査精度が良くて、値段が1キット2000円ぐらいまで落ちれば、2週間に一度、全スタッフで検査を実施したい、と考えております。

抗原検査3.jpg