訪問マッサージの在り方(医療サービスとして第7波を迎えて)-院内ブログ

訪問マッサージの在り方(医療サービスとして第7波を迎えて)


お世話になっております。

ダヴィンチ治療院、院長の神田です。

新型コロナウィルス感染「第7波」もようやくピークアウトし、少し状況が落ち着いてきた印象があります。

未だに感染者数は高止まりし、訪問にも支障をきたしていますが、

それでも何とか山を乗り越えたとの気持ちがあります。

第7波.jpg

さすがに、今回の急激な感染増加には驚きました。

これだけ、感染が身近に感じたのは、初めてだったと思います。

今年の1月の勢いも凄かったですが、それを数倍上回る感じでしたね。

まさに、上記グラフの数値通りです。

飛ぶように、抗原検査キットが減っていき、何度も繰り返して、訪問スタッフに送り続けたのは、さすがに大変でした。

当院のスタッフのみならず、同居するご家族がおり、そちらへの配慮が、とてつもなく大変でしたね。

※サラリーマン、医療従事者、小学生、幼稚園・保育園児など、色々な年齢、職業の方がいますので

ただ、幸いなことに、

抗原検査キット(体外診断用医薬品)が拡大の最中にあって、一定数確保できたこと、

以前からの取り組みとして、N95マスクを着用して訪問にあたっていたことで、

高機能マスクを予め用意し、急な感染にも冷静に対応できました。

これだけ施術を行ったにもかかわらず、訪問先で感染に合うことはありませんでした。

元々、空気感染やエアロゾル感染に対応するべく、高いレベルでの防護手段を取っていたので、

その点については、本当に続けていて良かったなと思います。

現在、N95マスクの値段が格段に上がってしまっており、スムーズな調達も難しい状況なので、

気を抜かずに、今から早め早めに発注しておくなど、

次(第8波?)に向けて準備と対応をしておきたいところです。

訪問マッサージは、医療サービスに含まれ、医療従事者であるマッサージ師が行うものです。

ですから、常に高い目的意識を持ち、リスク管理を図ることが求められます。

当院の訪問における感染対策は、訪問看護などに比べても、相当高い水準で行われていますし、

実際に、感染対策費として、かなりの予算を院内で計上し、使用しています。

国や自治体からの補助などが一切なく、経費ばかりがかかってしまい、経営上は苦しいですが、

※我々訪問マッサージにも、抗原検査キットを定期配付して欲しいです。(本音)

我々の行っているサービスの重要性を考慮すれば、これも致し方ないことです。

まずは、自分たちで行えることをし、自分で自分を守る、という強い気持ちを保つ、

治療院全体としては、訪問する患者様やご家族、その他大勢を守る、という意識で活動する、

こうした気持ちで今後も一つずつ、目の前の問題に向き合い、

一つずつ、丁寧に確実に対応していきたいと思います。

引き続き、応援とご支援をよろしくお願い致します。

町田市の訪問マッサージ ダヴィンチ治療院

理学療法士・あん摩マッサージ指圧師 神田裕幸