自然派ドクターによる内なるドクターの話
お世話になっております。ダヴィンチ治療院の神田です。
先日、町田市鶴川のポプリホールにて、自然派ドクターによる「こどもとワクチン」の講演会がありました。
可能な限り、予防接種のワクチンや薬を出さない、自分の免疫で治す、というお話でした。
※講師の高野弘之 医師は、小児科・内科のクリニックを世田谷で行っています。
普段、訪問マッサージとして、私も多くの高齢者の患者様に携わっていますが、
逆に小児の分野へは疎いので、この機会に勉強させて頂こうと参加いたしました。
お話を伺うと、私が子供の頃と違い、今は本当に多くの予防接種があり、
生後〇〇か月から、過密スケジュールでの予防摂取が入っています。
※スケジュール表を見ると、「嘘だろ。」と思いたくなるほどの数です。
1日に6本の注射が打てます、との記載もあり、
「大人だって6本は辛いぞ、てか、3本以上は一度に打ったことない。」「そんなに打って本当に大丈夫か?」と思わず言いたくなりました。
※6本同時に打つ場合は、本当か嘘か、両腕だけでは足りず、足にも打つとのことでした。
高野医師自身は、極力ワクチンや予防接種は子供に打たせない、打つ必要はない、との考えであり、自分のクリニックでも制限しているとのことでした。
そして、誰もが内なるドクター(自分の自然治癒力)がいて、その力によって、ほとんどの病気は勝手に治るのだ、とおっしゃっていました。
※内なるドクターについては、アルバート・シュバイツァー(ドイツの医師)の言葉が由来です。
私も同感です。
医学として、アロパシー、ホメオパシー、ナチュロパシー、オステオパシー、サイコパシー、などを紹介していましたが、
私もオステオパシーを学んでおり、頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラル)を施術に取り入れています。
オステオパシーの考え方として、体の歪み(不自然)があれば、病気や症状が出る。
だから、元の形(自然)に戻せば、あとは自然治癒力が働いて治る。不自然を自然にするだけ、というものがあります。
まさに、今回はそうしたお話だったと思います。
現代の医学の考え方、日本の医療体系として、分業化が進んでおり、包括的なものの考え方がなされていません。
内科、呼吸器科、循環器科、外科、整形外科、泌尿器科、内分泌科、精神科、脳神経外科、神経内科、
など、多くの分野に分かれ、それぞれに診断名がつき、その一つずつの症状に対して処方(投薬など)がなされます。
病状を細分化し、分析して詳細を調べることは大切だと思いますが、これはあくまで一つの方法に過ぎず、
正しいかどうかは分からない、その病状に合っているかは分からない、ということです。
そして、細分化をする限りは、無限に広がるだけで、集約ができなくなります(元には戻らない)。
本来であれば、病気から元気になる、つまりは元に戻るということを目指すわけですから、
不自然を自然にする、余計なことは省いて元に戻す、といった観点が必要だと思います。
そうした意味では、
私たちが行っている施術は、手を用いたシンプルなものであり、副作用や副反応もない、まさに「手当て」なのだと思います。
質の高い手当てを追求することこそ、我々セラピスト(治療家・療法士)の仕事なのだと思います。
講演会を聞き、益々、こういった気持ちが高まり、一層頑張ろうというエネルギーが沸いてきました。
これからも、高齢者、子供などを問わず、大勢の方の健康のため、元気に戻すために尽力していきたいと思います。
引き続き、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
町田市・多摩市・稲城市・多摩エリアの訪問マッサージ
ダヴィンチ治療院 理学療法士・あんまマッサージ指圧師 神田裕幸