暖かい春の訪れ、活動が増える季節
お世話になっております。
町田市訪問マッサージ「ダヴィンチの手」訪問スタッフ(あん摩マッサージ指圧師)の岩井将人と申します。
春は気候が穏やかになり、外出や活動量が自然と増える季節です。
私が以前住んでいた相模原市でも、桜の開花や公園利用の増加に伴い、高齢者の方の散歩や地域活動への参加が活発になります。
非常に良い傾向である一方で、この「活動量の増加」に伴い、身体トラブルのご相談が増える時期でもあります。
今回は、春に多くみられる身体トラブルの特徴と、その背景、そして予防・対策について、訪問マッサージの視点からお伝えいたします。
■ 春に身体トラブルが増える理由
春は寒暖差が徐々に落ち着く時期ではありますが、日中と朝晩の気温差が比較的大きく、自律神経への負担が残る季節です。
この影響により、筋緊張の変動や血流調整の不安定さが生じやすくなります。
さらに冬の間、活動量が低下していた状態から急に動き始めることで、筋・関節・靭帯への負荷が急激に増加します。
特に高齢者の方では、筋力低下や柔軟性の低下が背景にあるため、身体が変化に追いつかず、トラブルへとつながるケースが多く見受けられます。
■ よくみられる身体トラブル
春の訪問現場において、特に多く見られるのは以下のような症状です。
・腰痛の増悪
・膝関節痛の出現・悪化
・下肢の筋肉痛や張り感
・転倒リスクの増加
・頸部〜肩部の筋緊張亢進
特に「久しぶりに長く歩いた」「庭仕事を再開した」といったきっかけで、腰部や膝関節に負担が集中するケースが目立ちます。
また、歩行中のふらつきや段差でのつまずきなど、転倒につながる場面も増加します。
これは筋力だけでなく、バランス機能や姿勢制御能力が活動量に対して十分に追いついていないことが要因と考えられます。
■ 相模原市における環境との関連
相模原市は自然環境が豊かで、公園や遊歩道、河川敷など歩行に適した場所が多い地域です。
そのため、春になると外出機会が増えやすく、「歩く量が一気に増える」傾向があります。
例えば、相模川周辺の散策路や市内の大規模公園では、平坦な道だけでなく、緩やかな坂道や不整地も多く存在します。
このような環境は、体力向上には非常に有効ですが、同時に下肢筋力やバランス能力が不十分な場合には負担となることもあります。
また、地域のイベントや交流活動も活発になるため、「普段より長時間立つ・歩く」といった機会が増え、
結果として疲労の蓄積や痛みの誘発につながるケースも少なくありません。
自分の体に合わせた活動(量・質)を行うことが望まれます。
■ 訪問マッサージでの対応と役割
訪問マッサージでは、このような季節性の身体変化に対して、以下のようなアプローチを行っています。
・筋緊張の緩和(軽擦・揉捏法など)
・関節可動域の維持・改善
・肩甲帯および骨盤帯のPNFによる体幹連動性の向上
・背部リコイルによる姿勢改善
・背臥位でのCKCエクササイズによる下肢機能の活性化
・端座位でのバランス訓練および立ち上がり動作の再学習
これらを通じて、単なる症状の緩和だけでなく、「安全に活動量を増やせる身体づくり」を目的とした介入を行っております。
■ ご自宅でできる予防のポイント
① 活動量を段階的に増やす
急に長時間歩くのではなく、距離や時間を徐々に伸ばしていくことが重要です。
② 運動前後の身体ケア
軽いストレッチや関節運動を取り入れることで、筋・関節への負担を軽減できます。
③ 疲労のサインを見逃さない
「少し違和感がある」段階で休息をとることが、痛みの悪化予防につながります。
④ 環境に合わせた歩行
坂道や不整地では無理をせず、必要に応じて杖や手すりを活用することが安全です。
■ まとめ
春は活動的になれる非常に良い季節ですが、その反面、身体への負担が増えるタイミングでもあります。
特に高齢者の方においては、「良かれと思って動いた結果、痛みや不調が出てしまう」というケースが少なくありません。
相模原市のように自然環境に恵まれた地域だからこそ、安全に活動を継続できる身体づくりが重要になります。
私たち訪問マッサージでは、日々の施術を通じてそのサポートを行っております。
お身体の違和感や不安がある場合は、早めの対応が非常に重要です。お気軽にご相談いただければ幸いです。
町田市訪問マッサージ「ダヴィンチの手」
訪問スタッフ(あん摩マッサージ指圧師)
岩井 将人
